アルミノート(Aluminaut)は、アルミニウムの精錬業を営むレイノルズ社が1964年に建造した80米トン、全長16mの有人深海探査艇。 実験船のアルミノートはフロリダ州マイアミを拠点として1964年から1970年までレイノルズ マリーン サービシーズによって運用され、海軍の任務やジャック・クストーの映画撮影等についた。 アルミノートは有名な1966年のパロマレス米軍機墜落事故における水素爆弾の回収と1969年の大西洋での小型深海探査艇(DSV)アルビン号の回収に使用された後、当時レイノルズ社の本社があったバージニア州リッチモンドの科学博物館に寄贈され永久展示される。 活躍した期間は実質的に約5年と短期間ではあったが、海洋学、安全保障の分野において数々の重要な成果を残した。