メキシコは1957年に初めてアカデミー国際長編映画賞に映画を出品した。アカデミー国際長編映画賞はアメリカ合衆国の映画芸術科学アカデミー(AMPAS)が主催し、アメリカ合衆国以外の国で製作され、主要な会話が英語以外で占められた長編映画を対象としており、1956年度より設置されている。 メキシコは2018年度までに通算で52本を出品し、9度ノミネートに至り、アルフォンソ・キュアロン監督による『ROMA/ローマ』(2018年)で初めて受賞を成し遂げた。最も多く代表に選ばれた監督はアルトゥーロ・リプスタインの5度であるが、1度もノミネートに至っていない。 メキシコの代表作はによって選ばれる。選考委員会はアカデミー賞の他にスペインのゴヤ賞の代表作も選出する。