わら半紙(わらばんし、藁半紙)は、明治時代初期の日本において、木綿ウエスやわらを原料に生産された半紙判の洋紙である。実際にわらを原料としたのは生産開始直後の数年のみで、以降は、木材パルプや古紙を主な原料とし、非塗工で晒化学パルプ配合率40%未満の下級印刷用紙に分類される更紙(ざらがみ、ざらし)類を示す一般名称として使われている。「更半紙(ざらばんし)」「洋半紙(ようばんし)」とも呼称される。