みどりの風(みどりのかぜ、英語: Green Wind)は、2012年から2013年にかけて活動した日本の政党、政治団体である。略称はみどり。 社会保障と税の一体改革関連法案の可決をうけて、民主党を離党した議員3名と、先に国民新党を離党した亀井亜紀子の4名の参議院議員によって参議院の院内会派として2012年7月17日に結成された。参議院が良識の府として機能するために、党議拘束は前提としていない。党名の「みどりの風」は、一つは環境、脱原発を表現した「みどり」であり、もう一つは55年体制以前に参議院で勢力をもった会派緑風会をイメージしている。 緑の政治を掲げて2012年7月に結成された緑の党とは結党時点では関係ない。ただ、みどりの風の谷岡郁子は2012年11月に緑の党について「同じ“みどり”を掲げる身として、一緒に何らかの関係をつくることはできると思うが、タイミングが重要だ」と話しており、今後の連携も視野に入れていた。2013年参院選を前に緑の党側に参院選での共闘(具体的には名簿届け出政党としての合流など)を申し入れたが、検討の末緑の党側から断られた(後述)。 「三党合意#その後」および「国民新党#三党合意と党分裂」も参照