1994年から1995年のMLBストライキ(1994–95 Major League Baseball strike)とは、1994年8月12日から翌1995年4月2日までの232日間にわたり、メジャーリーグベースボール(MLB)の選手が起こしたプロ野球ストライキである。プロスポーツ史上最長のストライキとなった。MLBのストライキはこれ以前に4度(1972年・1980年・1981年・1985年)行われている。1994年の8月12日から1995年4月24日までのシーズン公式戦合計938試合は全て中止となり、1994年のワールドシリーズも中止となった。ワールドシリーズの中止は1904年以来90年ぶりで2回目(この時はナショナルリーグ側の対戦拒否により中止)であり、第一次世界大戦と第二次世界大戦中も移動制限や応召を受けながら一度も中止されずに開催されてきた。なお、マイナーリーグベースボール(MiLB)の試合は通常通りに行われた。232日にも及んだストライキの代償は大きく、大規模なファン離れが生じた。