ナッシュビル・サウンズ(Nashville Sounds)は、アメリカ合衆国テネシー州ナッシュビルに本拠地をおくマイナーリーグの野球チーム。MLBのミルウォーキー・ブルワーズ傘下AAA級チームで、インターナショナルリーグに所属している。ナッシュビルが音楽業界と関連があるため「サウンズ」と名付けられた。本拠地球場はかつてサルファー・デル球場だった場所と一部重なり新設されたファースト・テネシー・パークである。1978年から2014年まではハーシェル・グリア・スタジアムを本拠地としていた。リーグ再編により、2021年シーズンはトリプルAイーストの南東地区に変わる。 1978年、AA級として創立され、1985年にAAA級となった。AAA級としてのサウンズはダブルAとしてのサウンズの歴史を凌いだ。これまでメジャーリーグ7球団の二軍を務め、23名の監督、1,000名以上の選手が在籍してきた。2013年のシーズンが終了した時点で計5,157試合を数え、2,651勝2,506敗であった。 1980年、史上優れたマイナーリーグ100球団の1つに選ばれた。2006年、パシフィックコーストリーグ史上最長の試合を記録した。パシフィックコーストリーグの歴史の中で3回の9イニング完全試合のうち2回がサウンズのピッチャーによるものである。