11号族(11ごうぞく、英: Family 11)とは、サラブレッドの牝系(母系)のひとつで、セントサイモン、バードキャッチャー、ウォーアドミラル等を輩出した一族である。牝祖はミス・ベティー・ダーシーズ・ペット・メア(Miss Betty D'Arcy's Pet Mare、17世紀末)、あるいはその母セドバリー・ロイヤル・メア(Sedbury Royal Mare)を始祖とすることもある。なお、セドバリー・ロイヤル・メアは13号族のオールド・グレー・ロイヤル(Old Grey Royal)と同一馬であるとの説があり、実際に元々のmtDNAハプロタイプは13号族と同じB2系統である。 代表馬は上記のほかにオーム、アカテナンゴ、レギュラス、ジャイアンツコーズウェイ、ピルサドスキー、サンダーガルチら。日本ではレダ、スターロッチ(とその子孫)、シンボリルドルフ、ミホノブルボン、ジャングルポケット、デュランダル、ファインモーション、フェノーメノ等々。