第一次シュレースヴィヒ=ホルシュタイン戦争(だいいちじシュレースヴィヒ=ホルシュタインせんそう)は、1848年から1852年にかけて、デンマークとプロイセン王国および関係国の間で戦われた戦争である。デンマークでは三年戦争(デンマーク語: Treårskrigen)と呼ばれている。ドイツ人が多数住むシュレースヴィヒとホルシュタインの2地域を、デンマークとドイツのどちらに帰属させるかをめぐるシュレースヴィヒ=ホルシュタイン問題が原因である。個々の戦闘ではプロイセンなどドイツ側が優勢であったが、結果的には従前通りデンマークの支配が認められた。