有用微生物群(ゆうようびせいぶつぐん、英: effective microorganisms、EM)とは、1994年に命名された株式会社と関連会社が販売する微生物資材。同社の代表取締役会長兼社長の比嘉照夫が命名した。「EM」は商標にもなっている。通称EM菌。 当初は81種類の有効菌を共生させた培養液だったが、海外での普及が進む内に収斂されて現在は20数種となっている。共生の核心を担うのは光合成細菌、酵母、乳酸菌であり、これらが相乗的に働き有効作用を発揮するとされる。 このEM菌をめぐっては、疑似科学の一種であり、実際にはほとんど、ないし全く効果がないとの批判も多い(後述)。