『悪魔が来りて笛を吹く』(あくまがきたりてふえをふく)は1954年に制作された日本映画。東映の重役スターであった片岡千恵蔵を主演に東京撮影所で制作。「三本指の男」に始まる片岡千恵蔵版金田一耕助シリーズの第4作目である。このシリーズでは、脚本家の比佐芳武のアイデアで、原作とは違った犯人が設定された。そのため大筋では原作通りだが、最後に目賀博士が犯人であったと明らかになる。この作品はプリントが失われたとされている。 等々力警部役の 岡譲二は、映画、テレビドラマで金田一耕助を演じている。