古沢 嘉通(ふるさわ よしみち、1958年 - )は、日本のSF・ミステリ翻訳家。日本推理作家協会会員。 北海道小樽市生まれ、神戸市育ち、大阪府在住。大阪外国語大学デンマーク語科卒業。高校時代からSFファン活動を行う。大学ではSF研究会を創設。 メーカー勤務のち、1989年から専業翻訳家に。マイクル・コナリー作品の翻訳をほとんど担当している。その他にマイクル・P・キュービー=マクダウエル、クリストファー・プリースト、ケン・リュウの作品を多数翻訳。 1998年、イアン・マクドナルド『火星夜想曲』(早川書房)で、第8回BABEL国際翻訳大賞新人賞を受賞。2002年、SFファンジン大賞において『REVIEW IKA』がベスト・ファンジン賞、「特集キース・ロバーツ」(『REVIEW IKA』1号掲載)が翻訳・紹介部門を受賞。2004年、テッド・チャン「地獄とは神の不在なり」で第35回星雲賞海外短篇部門を受賞。2014年、ケン・リュウ「紙の動物園」で第45回星雲賞海外短編部門を受賞。2016年、ケン・リュウ「良い狩りを」で第47回星雲賞で海外短編部門を受賞。2017年、ケン・リュウ「シミュラクラ」で第48回星雲賞海外短編部門受賞。