『八千頌般若経』(はっせんじゅはんにゃきょう、八千頌般若波羅蜜多経、梵: Aṣṭasāhasrikā-prajñāpāramitā Sūtra, アシュタサーハスリカー・プラジュニャーパーラミター・スートラ)は、大乗仏教の般若経典の1つ。後に増広された『二万五千頌般若経』等と区別するために、文字数を偈頌に換算して偈頌の数で表現される。 漢訳では鳩摩羅什訳の『摩訶般若波羅蜜経』(まかはんにゃはらみつきょう)が最もよく知られるが、やはり同名である『二万五千頌般若経』の漢訳経典と区別するために、こちらを「小品」(しょうぼん、小品般若経)、『二万五千頌般若経』の方を「大品」(だいぼん、大品般若経)と呼ぶ。 「空」を説くにもかかわらず「空」という言葉を使っていないことなどから、般若経典の中では最古級のものとされ、紀元前後から1世紀頃までに成立したと考えられる。

Property Value
dbo:abstract
  • 『八千頌般若経』(はっせんじゅはんにゃきょう、八千頌般若波羅蜜多経、梵: Aṣṭasāhasrikā-prajñāpāramitā Sūtra, アシュタサーハスリカー・プラジュニャーパーラミター・スートラ)は、大乗仏教の般若経典の1つ。後に増広された『二万五千頌般若経』等と区別するために、文字数を偈頌に換算して偈頌の数で表現される。 漢訳では鳩摩羅什訳の『摩訶般若波羅蜜経』(まかはんにゃはらみつきょう)が最もよく知られるが、やはり同名である『二万五千頌般若経』の漢訳経典と区別するために、こちらを「小品」(しょうぼん、小品般若経)、『二万五千頌般若経』の方を「大品」(だいぼん、大品般若経)と呼ぶ。 「空」を説くにもかかわらず「空」という言葉を使っていないことなどから、般若経典の中では最古級のものとされ、紀元前後から1世紀頃までに成立したと考えられる。 (ja)
  • 『八千頌般若経』(はっせんじゅはんにゃきょう、八千頌般若波羅蜜多経、梵: Aṣṭasāhasrikā-prajñāpāramitā Sūtra, アシュタサーハスリカー・プラジュニャーパーラミター・スートラ)は、大乗仏教の般若経典の1つ。後に増広された『二万五千頌般若経』等と区別するために、文字数を偈頌に換算して偈頌の数で表現される。 漢訳では鳩摩羅什訳の『摩訶般若波羅蜜経』(まかはんにゃはらみつきょう)が最もよく知られるが、やはり同名である『二万五千頌般若経』の漢訳経典と区別するために、こちらを「小品」(しょうぼん、小品般若経)、『二万五千頌般若経』の方を「大品」(だいぼん、大品般若経)と呼ぶ。 「空」を説くにもかかわらず「空」という言葉を使っていないことなどから、般若経典の中では最古級のものとされ、紀元前後から1世紀頃までに成立したと考えられる。 (ja)
dbo:wikiPageID
  • 2991628 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 991 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 81601551 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-en:wikiPageUsesTemplate
dct:subject
rdfs:comment
  • 『八千頌般若経』(はっせんじゅはんにゃきょう、八千頌般若波羅蜜多経、梵: Aṣṭasāhasrikā-prajñāpāramitā Sūtra, アシュタサーハスリカー・プラジュニャーパーラミター・スートラ)は、大乗仏教の般若経典の1つ。後に増広された『二万五千頌般若経』等と区別するために、文字数を偈頌に換算して偈頌の数で表現される。 漢訳では鳩摩羅什訳の『摩訶般若波羅蜜経』(まかはんにゃはらみつきょう)が最もよく知られるが、やはり同名である『二万五千頌般若経』の漢訳経典と区別するために、こちらを「小品」(しょうぼん、小品般若経)、『二万五千頌般若経』の方を「大品」(だいぼん、大品般若経)と呼ぶ。 「空」を説くにもかかわらず「空」という言葉を使っていないことなどから、般若経典の中では最古級のものとされ、紀元前後から1世紀頃までに成立したと考えられる。 (ja)
  • 『八千頌般若経』(はっせんじゅはんにゃきょう、八千頌般若波羅蜜多経、梵: Aṣṭasāhasrikā-prajñāpāramitā Sūtra, アシュタサーハスリカー・プラジュニャーパーラミター・スートラ)は、大乗仏教の般若経典の1つ。後に増広された『二万五千頌般若経』等と区別するために、文字数を偈頌に換算して偈頌の数で表現される。 漢訳では鳩摩羅什訳の『摩訶般若波羅蜜経』(まかはんにゃはらみつきょう)が最もよく知られるが、やはり同名である『二万五千頌般若経』の漢訳経典と区別するために、こちらを「小品」(しょうぼん、小品般若経)、『二万五千頌般若経』の方を「大品」(だいぼん、大品般若経)と呼ぶ。 「空」を説くにもかかわらず「空」という言葉を使っていないことなどから、般若経典の中では最古級のものとされ、紀元前後から1世紀頃までに成立したと考えられる。 (ja)
rdfs:label
  • 八千頌般若経 (ja)
  • 八千頌般若経 (ja)
prov:wasDerivedFrom
foaf:isPrimaryTopicOf
is dbo:wikiPageRedirects of
is dbo:wikiPageWikiLink of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of