『二十二史箚記』(にじゅうにしさっき)は、箚記(読書雑記を箇条書きしたもの)の形式で、中国の正史二十二史の編纂形式や構成・内容について考証し論評した書。清代の趙翼の著。本編36巻と補遺1巻とから成り、乾隆60年(1795年)の自序および嘉慶5年(1800年)の銭大昕等の序文がある。廿二史箚記とも記される。