下顎第一大臼歯(かがくだいいちだいきゅうし、Mandibular first molar)は下顎第二小臼歯の遠心にある大臼歯。近心側隣接歯は下顎第二小臼歯、遠心側隣接歯は下顎第二大臼歯、対合歯は上顎第二小臼歯と上顎第一大臼歯である。 下顎第一大臼歯の歯の機能は他の臼歯と同様、咀嚼中に粉砕することである。通常五咬頭で、二つは頬側、二つは舌側、残りの一つは遠心側に有る。下顎乳臼歯と機能は似ているが、形態は大きく異なる。また、大臼歯より前の全ての歯と異なっている。 出生時付近に石灰化を開始し、歯冠の完成は2.5~3歳頃、6~7歳で口腔に萌出し、9~10歳頃に歯根が完成する。 日本では一般的に、左側を左下6番(表記は┌の中に6を入れた物)、右側を右下6番(表記は┐の中に6を入れた物)と呼ぶが、この他、左側を19、右側を30とする表記法や、左側を36、右側を46とする表記法も国際的に知られる。

Property Value
dbo:abstract
  • 下顎第一大臼歯(かがくだいいちだいきゅうし、Mandibular first molar)は下顎第二小臼歯の遠心にある大臼歯。近心側隣接歯は下顎第二小臼歯、遠心側隣接歯は下顎第二大臼歯、対合歯は上顎第二小臼歯と上顎第一大臼歯である。 下顎第一大臼歯の歯の機能は他の臼歯と同様、咀嚼中に粉砕することである。通常五咬頭で、二つは頬側、二つは舌側、残りの一つは遠心側に有る。下顎乳臼歯と機能は似ているが、形態は大きく異なる。また、大臼歯より前の全ての歯と異なっている。 出生時付近に石灰化を開始し、歯冠の完成は2.5~3歳頃、6~7歳で口腔に萌出し、9~10歳頃に歯根が完成する。 日本では一般的に、左側を左下6番(表記は┌の中に6を入れた物)、右側を右下6番(表記は┐の中に6を入れた物)と呼ぶが、この他、左側を19、右側を30とする表記法や、左側を36、右側を46とする表記法も国際的に知られる。 (ja)
  • 下顎第一大臼歯(かがくだいいちだいきゅうし、Mandibular first molar)は下顎第二小臼歯の遠心にある大臼歯。近心側隣接歯は下顎第二小臼歯、遠心側隣接歯は下顎第二大臼歯、対合歯は上顎第二小臼歯と上顎第一大臼歯である。 下顎第一大臼歯の歯の機能は他の臼歯と同様、咀嚼中に粉砕することである。通常五咬頭で、二つは頬側、二つは舌側、残りの一つは遠心側に有る。下顎乳臼歯と機能は似ているが、形態は大きく異なる。また、大臼歯より前の全ての歯と異なっている。 出生時付近に石灰化を開始し、歯冠の完成は2.5~3歳頃、6~7歳で口腔に萌出し、9~10歳頃に歯根が完成する。 日本では一般的に、左側を左下6番(表記は┌の中に6を入れた物)、右側を右下6番(表記は┐の中に6を入れた物)と呼ぶが、この他、左側を19、右側を30とする表記法や、左側を36、右側を46とする表記法も国際的に知られる。 (ja)
dbo:thumbnail
dbo:wikiPageID
  • 460371 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 1238 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 90152067 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-en:wikiPageUsesTemplate
dct:subject
rdfs:comment
  • 下顎第一大臼歯(かがくだいいちだいきゅうし、Mandibular first molar)は下顎第二小臼歯の遠心にある大臼歯。近心側隣接歯は下顎第二小臼歯、遠心側隣接歯は下顎第二大臼歯、対合歯は上顎第二小臼歯と上顎第一大臼歯である。 下顎第一大臼歯の歯の機能は他の臼歯と同様、咀嚼中に粉砕することである。通常五咬頭で、二つは頬側、二つは舌側、残りの一つは遠心側に有る。下顎乳臼歯と機能は似ているが、形態は大きく異なる。また、大臼歯より前の全ての歯と異なっている。 出生時付近に石灰化を開始し、歯冠の完成は2.5~3歳頃、6~7歳で口腔に萌出し、9~10歳頃に歯根が完成する。 日本では一般的に、左側を左下6番(表記は┌の中に6を入れた物)、右側を右下6番(表記は┐の中に6を入れた物)と呼ぶが、この他、左側を19、右側を30とする表記法や、左側を36、右側を46とする表記法も国際的に知られる。 (ja)
  • 下顎第一大臼歯(かがくだいいちだいきゅうし、Mandibular first molar)は下顎第二小臼歯の遠心にある大臼歯。近心側隣接歯は下顎第二小臼歯、遠心側隣接歯は下顎第二大臼歯、対合歯は上顎第二小臼歯と上顎第一大臼歯である。 下顎第一大臼歯の歯の機能は他の臼歯と同様、咀嚼中に粉砕することである。通常五咬頭で、二つは頬側、二つは舌側、残りの一つは遠心側に有る。下顎乳臼歯と機能は似ているが、形態は大きく異なる。また、大臼歯より前の全ての歯と異なっている。 出生時付近に石灰化を開始し、歯冠の完成は2.5~3歳頃、6~7歳で口腔に萌出し、9~10歳頃に歯根が完成する。 日本では一般的に、左側を左下6番(表記は┌の中に6を入れた物)、右側を右下6番(表記は┐の中に6を入れた物)と呼ぶが、この他、左側を19、右側を30とする表記法や、左側を36、右側を46とする表記法も国際的に知られる。 (ja)
rdfs:label
  • 下顎第一大臼歯 (ja)
  • 下顎第一大臼歯 (ja)
owl:sameAs
prov:wasDerivedFrom
foaf:depiction
foaf:isPrimaryTopicOf
is dbo:wikiPageWikiLink of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of