ピャチゴルスク(ロシア語: Пятиго́рск、ラテン文字転写:Pyatigorsk、アディゲ語: Псыхуабэ)は北コーカサスに位置する、ロシア連邦スタヴロポリ地方の都市。人口は210,931人(2012年)。北カフカース連邦管区の本部が置かれている。ピャチゴルスクには大きな行政機関の建物や集合住宅が建つほか、ホテルやスパ施設、温泉療法学の研究所も建つ。 1780年、現在のピャチゴルスク付近にコンスタンティノゴルスク要塞が建設されたのにともない集落がつくられ、はじめ「熱い水」を意味するゴリャチェヴォツク(Горячеводск, Goryachevodsk)と呼ばれた。1803年に温泉が発見されて後、保養地として発展した。 ミハイル・レールモントフは何度もピャチゴルスクを訪れたが、1841年7月27日(旧暦で7月15日)にここで行われた決闘で命を落とした。