トート機関(トートきかん、ドイツ語: Organisation Todt (OT))は、ナチス・ドイツにおいて軍部および民間の工事を請け負った機関である。名前は、この機関の創立者であり、技師、さらにドイツの高官となり、軍需大臣となったフリッツ・トートにちなむ。第二次世界大戦前はドイツ国内において、戦時中にはフランスからソビエト連邦にいたる占領地域を含む広範な技術事業を担当し、を行わせたことで知られる。