タン・シュエ(ビルマ語: သန်းရွှေ、慣用ラテン文字表記: Than Shwe、ALA-LC翻字法: Sanʻ" Rvhe、IPA: /t̪œ́N ɕwè/ タンシュウェー、1933年2月2日 - )は、ミャンマーの軍人、政治家。階級はミャンマー国軍最高の上級大将。同国の国家元首、国家平和発展評議会(SPDC)議長などを歴任した。 1992年4月23日より同国の軍事政権トップとして独裁的地位にあり、60歳の定年に達した時、終身国家元首に就任することが決定した。2011年3月に国家元首(大統領)の地位をテイン・セイン首相に、国軍最高司令官をミン・アウン・フライン将軍に渡したが、引き続き大きな影響力を行使するとも言われた。しかし実際には元首退任後、政治にはほぼ口出ししていないとも言われ、テイン・セインによると政界を引退して仏教信仰に励んでいるという。テイン・セインが改革派とされる一方、タン・シュエは保守派と称される。