ガッチナ(ガーッチナ、ガトチナ、ガートチナ、ガチナ、ロシア語: Га́тчина、ラテン文字表記の例: Gatchina; フィンランド語: Hatsina)はロシア・レニングラード州の西部にある都市。州都サンクトペテルブルクからは南へ45kmの近郊にあり、サンクトペテルブルクとプスコフを結ぶ道路や鉄道が通る。人口は88,420人(2002年国勢調査。1989年ソ連国勢調査では79,714人)。 ガッチナの町は、ロシア皇族の夏の邸宅の一つであるガッチナ宮殿で知られ、ロシアの歴史の舞台ともなってきた。同宮殿はユネスコの世界遺産「サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群」のうちの一つである。