カール・コルシュ(Karl Korsch、1886年8月15日 - 1961年10月21日)は、ドイツの哲学者、マルクス主義理論家。フェビアン協会会員。元ドイツ共産党員。テューリンゲン州法務大臣を経て、共産党所属の国会議員となったが、ソ連を批判したことで共産党を除名され、議員を辞職。国際主義、平和主義的な社会主義者としてソ連を批判し、反共主義者に転じた。晩年は科学論や論理学に傾倒した。亡命先のアメリカで死亡。