オーストリア帝冠(オーストリアていかん、ドイツ語: Österreichische Kaiserkrone)は、オーストリア皇帝の王冠である。その起源はハプスブルク家のルドルフ2世にさかのぼると言われ、1804年に神聖ローマ帝国が滅びると、フランツ1世によってこの冠がオーストリア皇帝の帝冠として定められた。現在でも、オーストリアの帝室関連の紋章などにあしらわれている。