美幾(みき、1836年 - 1869年8月12日)は、江戸時代末期 - 明治時代初期の遊女である。梅毒の治療中に重体に陥り、医師から解剖のための遺体提供を依頼されて承諾したと伝えられ、日本で最初の献体者(篤志解剖)とされる。美幾とその生涯については、渡辺淳一の小説『白き旅立ち』、吉村昭の小説『梅の刺青』などが題材に取り上げている。