『北の三人』(きたのさんにん)は、1945年に製作・公開された日本映画。東宝製作。日本軍の航空基地で通信業務を担う3人の女性通信士たちの活躍を描いた戦争映画である。動画フォーマットはモノクローム、画面アスペクト比はスタンダード(4:3)、72分。 1945年8月5日に封切られ、同年8月15日の敗戦当時に国内で唯一上映されていた劇映画であり、戦時下最後の映画作品となった。 戦意高揚のためのプロパガンダであると同時に、女性による軍事参加を女性の社会進出の一環として肯定的に描いた、当時の日本としては異色の戦時映画であり、池川玲子は論文において「極めてフェミニズム色の濃い映画」と評している。