OPS-11は、三菱電機製の2次元レーダー。海上自衛隊の護衛艦に対空捜索レーダーとして搭載されており、この用途としては日本が第二次世界大戦後初めて独自に開発した機種となる。 なお本機を含めた海上自衛隊の電子機器の型番はアメリカ軍の軍用電子機器の命名規則におおむね基づいているが、一文字目のみは米軍式では「S」がつけられるべきところを、「お船」(Ofune)ないし「艦載用」(On Board)を捩った「O」とされている。本機の場合は水上船舶搭載のレーダー、探知用/距離方位測定用/捜索用ということになる。