Next-L Enju(ねくすとえる えんじゅ; 槐)とは、原田隆史と田辺浩介を中心としたが、2007年より開発しているオープンソースの統合図書館システムである。 フレームワークにRuby on Rails、検索エンジンにApache Solrを用いている。DBMSにはPostgreSQLが推奨されている。APIによるマッシュアップ、書誌情報のFRBR形式での構造化と表示、利用者によるカスタマイズなどを可能としている。アプリケーションプラットフォームのAmazon EC2およびHeroku上でも動作させることが可能である。2010年に公開された国立国会図書館の総合情報探索システム国立国会図書館サーチに採用され、その後、専門図書館、大学図書館、公共図書館における導入が続いている。