M2-F2は、1960年代半ばにNASAのエームズ研究所とラングレー研究所の研究に基づいて製作されたリフティングボディ機である。機体の製造はノースロップによって行われ、1966年に完成した。本機は半木製グライダーであったM2-F1の後継機であり、名称もそれにちなんでいるが、機体は全金属化されて強力なロケットを搭載していた。試験中の事故によって大きく破損するものの、その後M2-F3として改修され再び試験に供されることとなる。