カルロ・アルマートM15/42とは第二次世界大戦中に生産されたイタリアの中戦車である。このイタリア陸軍向けに最後に作られた中戦車は、初期のM13/40とM14/41の設計を基礎にし、さらに北アフリカ戦線での戦訓を考慮して生産されていた。本車は、もっと重量のあるP26/40戦車が量産できるようになるまでの一時しのぎだった。 運用が予期されていた北アフリカの戦線には投入されなかったものの、イタリアやユーゴスラビア国内のドイツ国防軍によって使用された。