『宮本武蔵』(みやもとむさし)は、1961年(昭和36年)5月27日公開の日本映画である。製作・配給:東映。富士フィルムカラー、東映スコープ(2.35:1)、110分。 監督:内田吐夢、主演:中村錦之助(のちの萬屋錦之介)による、吉川英治の小説『宮本武蔵』を原作とした『宮本武蔵』シリーズ全5部作の第1作。関ヶ原の戦いから帰還した若き郷士・新免武蔵(しんめん たけぞう)が相次ぐ誤解によって村を追われ、僧・沢庵宗彭の導きにより、姫路城天守で3年間の幽閉生活を送るまでを描いている。 配収は3億500万円で、この年の邦画配収ランキング第5位となった。 1961年度NHK映画賞ベスト・テン第10位。