四大精霊(しだいせいれい)は、地・水・風・火の四大元素の中に住まう目に見えない自然の生きもの、あるいは四大元素のそれぞれを司る四種の霊である。四大の精、元素霊(英語: elemental spirits、ドイツ語: Elementargeister)、エレメンタル(英語: elementals)ともいう。エーテルのみで構成された身体を有する擬人的な自然霊で、パラケルススの論じるところでは、霊でも人間でもなく、そのどちらにも似た生きた存在である。パラケルススはこうした存在をドイツ語で ding(もの)と呼んだ。