ドム (DOM) は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型機動兵器「モビルスーツ (MS)」のひとつ。初出は、1979年放送のテレビアニメ『機動戦士ガンダム』。 作中の敵側勢力であるジオン公国軍の陸戦用量産機。ザクなどそれまでのMSよりも太くがっしりした体型で、「重MS」と呼ばれる。十文字の範囲に動く頭部モノアイ・カメラと、地表をホバー移動で高速滑走できるのが特徴である。劇中ではルウム戦役で名を挙げた小隊「黒い三連星」の搭乗機として初登場し、3機の連携により主人公アムロ・レイが所属する地球連邦軍ホワイトベース隊を苦しめる。のちのジャブロー攻略戦では一般機が登場し、宇宙でも改修型のリック・ドムが多数登場する。 本記事では、続編や外伝作品などに登場するバリエーション機などについても解説する。宇宙用の派生機については「リック・ドム」を参照。