北緯45度線(ほくい45どせん)は、地球の赤道面より北に地理緯度にして45度の角度を成す緯線である。ヨーロッパ、アジア、太平洋、北アメリカ、大西洋を通過する。 よく北極点から赤道までの距離の中間地点だといわれるが、実際の中間地点は北緯45度線よりも16キロメートル北にある。これは地球が、自転による遠心力で赤道付近が膨らみ極付近が平らな楕円体であることに起因する。 この緯度の下では、夏至点時の可照時間は15時間37分で、冬至点時は8時間46分である。 この緯度上では、度数法による度・分・秒で分画される子午線弧長は概ね以下の長さに相当する。 * 1度 = 96.49 km (59.95 mi) * 1分 = 1.61 km (1.00 mi) * 1秒 = 26.80 m (87.93 ft)