リタス(リトアニア語: litas; Lt)は、リトアニアの旧通貨。補助通貨単位はツェンタス(centas)で、1リタス=100ツェンタスである。 リタスが最初に導入されたのは第一次世界大戦後にリトアニアが独立を宣言した1922年のことで、その後リトアニアではと等価で交換された暫定通貨を経て、1993年6月25日にリタスが再導入された。リタスの名称はラトビアのラッツと同様に、国名にちなんでつけられた。1994年から2002年にかけて、リタスはUSドルとのあいだで $1 = Lt4 の比率でペッグされていた。その後リタスはユーロとのあいだでのペッグ制に移行し、€1 = Lt3.4528 で固定。リタスは2015年1月1日からユーロへ切り替えられた。