モーリス・ド・ゲスト賞またはモーリス・ド・ギース賞 (Prix Maurice de Gheest) は、フランス・ドーヴィル競馬場の芝直線1300メートルで行われる競馬の競走。アベイ・ド・ロンシャン賞と並ぶフランスの短距離路線の最高峰競走としてグループ1(G1)に指定されている。1998年には、シーキングザパールが日本調教馬として初の海外G1制覇を成し遂げた競走として、日本の競馬ファンにもその名が広く知られることとなった。 競走名は、1920年に死去したフランス競馬界の大御所、Maurice de Gheest (1850–1920)にちなんで名付けられている。「モーリス・ド・ギース賞」と表記されることもある。