パーンドゥ(梵: पाण्डु, Pāṇḍu)は、インドの叙事詩『マハーバーラタ』の登場人物である。クル国の王ヴィチトラヴィーリヤの寡婦アムバーリカーと聖仙ヴィヤーサの子。異母兄弟にドリタラーシュトラとヴィドゥラがいる。クンティーとの間にユディシュティラ、ビーマ、アルジュナを、マードリーとの間にナクラ、サハデーヴァをもうけた。 パーンドゥは「青白い」の意味である。兄ドリタラーシュトラが盲目であったため、パーンドゥが代わりに王位を継いだが、後に世俗を捨て森に隠遁したため兄ドリタラーシュトラが王となった。