スコッター(英:squatters)(スクワッター)は、放棄された土地や建物(通常は住居)を占拠する行為のこと。占拠者は所有権、賃貸料その他の合法的な許可を得ていないため、厳密に言えば「不法占拠」行為である。一方で、アイルランドのようにそれを取り締まる警察の法的根拠が明らかでない場合もある。 ジャーナリストのロバート・ニューウィス(英語版)は2004年時点で全世界に10億人のスコッターが存在するとした。 しかし英国シェフィールドハラム大学の住宅研究家ケシア・リーブ(外部リンク)によれば、「スコッターは政策やアカデミックな議論に登場することはほとんどなく、その問題、症状、社会的行為や住居運動が概念化されることはめったにない」と述べている。 西側諸国では、スコッターはアナキスト、自治主義、社会主義などの政治運動に関係する場合もある。 より簡単な意味では、住宅を節約する方法であり、手頃にそれを利用する方法でもある。またカナダのように「反=貧困」の社会団体と関わっている国もある。