『サムニウム人からの賄賂を拒むデンタトゥス』(サムニウムじんからのわいろをこばむデンタトゥス、オランダ語: Marcus Curius Dentatus weigert de geschenken der Samni)は、ホーファールト・フリンクにより1656年に描かれた絵画。古代ローマ(共和政ローマ)の執政官であるマニウス・クリウス・デンタトゥスが、サムニウム人からの金銀財宝の賄賂を断り蕪を手にする場面を描いている。アムステルダム市庁舎(現在の)向けに描かれた絵画で、現在もアムステルダム王宮の旧市長室に飾られている。 賄賂として描かれている金銀財宝の中には、オランダ黄金時代の銀細工師である作の水差し(Memorial Guild Cup、1614年作)も描かれている。