黄霊芝(こう れいし、1928年6月20日 - 2016年3月12日)は、主に日本語で創作活動を行う台湾の小説家、俳人、歌人、詩人、童話作家、彫刻家。 台南市東門町(現・東門路)生まれ。本名は黄天驥(こう てんき)。第二次世界大戦後、日本語の公の場での使用が禁止された台湾で、日本語による創作活動を開始。厳しい風当たりの中、日本語での創作を続けた。1970年には台北俳句会を創立し、その当初から主宰をつとめている。日本語のほかに中国語、フランス語での創作もある。 日本では「黄霊芝」名義のほか、日本統治時代の日本名である国江春菁(くにえ しゅんせい)という名義での著作も出版されている。