鶴見寺尾事件(つるみてらおじけん)とは、朝鮮民主主義人民共和国によるスパイ事件。1975年(昭和50年)4月5日、神奈川県警察摘発(検挙)。1974年(昭和49年)、鳥取県下の海岸から不法入国した北朝鮮工作員のは、当時日本で暗躍していた北朝鮮工作員チェ・スンチョルの指示のもと、帰化在日朝鮮人の会社社長に北朝鮮から携行した同人の母親の呼びかけをテープで聞かせ、工作員となることを強要した。金鶴萬は彼らを用いて在日韓国人商工業者の調査や大韓民国高官との接触工作などをおこなっていた。