鴨の羽色(かものはいろ)は、青緑色の一種。マガモの雄の、頭から首にかけての羽色に由来する。 緑みがかった色から青みがかった色までさまざまあり、それらの色を持つ染物も出回っている。『万葉集』にも、青緑形容のために鴨の羽色を喩えにした短歌が2首収録されている。ただしこの呼び名が、当時から色の固有名として広く使われていたものなのかは不詳である。