高橋 政代(たかはし まさよ、1961年(昭和36年)6月23日 - )は、日本の医学者・眼科医。学位は、医学博士(京都大学)。京都大学助教授を経て、2019年7月まで理化学研究所多細胞システム形成研究センター網膜再生医療研究開発プロジェクトのプロジェクトリーダー。従来、再生不可能と考えられていた網膜再生医療技術の研究・開発に取り組んでいる。夫は京都大学iPS細胞研究所教授の高橋淳。 笹井芳樹との共同研究で、2008年に世界で初めてヒトES細胞から神経網膜を分化誘導することに成功する。2013年にはiPS細胞による加齢黄斑変性治療の臨床試験が承認され、2014年にはイギリスのネイチャー誌が選ぶ「2014年に注目すべき5人」にも選ばれた。同年9月12日には自己由来のiPS細胞を患者へ移植する臨床研究を世界で初めて実施し、ネイチャー誌「今年の10人」にも選出された。