『風の向こうへ駆け抜けろ』(かぜのむこうへかけぬけろ)は、古内一絵による日本の小説。 「藻屑の漂流先」と揶揄される寂れた弱小厩舎で、心に傷を抱え人生をあきらめきった調教師、厩務員たちが、新人女性騎手・瑞穂と虐待により心身共にボロボロだった良血の競走馬・フィッシュアイズとともに地方競馬の誇りを胸に、中央競馬のG1レース・桜花賞に挑む物語。 2017年にNHK-FMの「青春アドベンチャー」枠でオーディオドラマ化された。 2021年にNHK総合の「土曜ドラマ」枠でテレビドラマが放送された。