阿南氏(あなみし、あなんし)は、大神惟基二男の阿南惟季(阿南次郎)を祖とする豊後国の氏族。10世紀中ごろから豊後国の四穂田(のち阿南郷)を収めた。豊後国でも最も由緒のある姓氏の1つであり、豊後の名家として近代に至っても陸軍大臣や中国大使などを政財界に輩出している。