防衛庁情報局（ぼうえいちょうじょうほうきょく、英: Defence Agency Information Service、略称: DAIS）または防衛省情報局（ぼうえいしょうじょうほうきょく）は、福井晴敏の複数の小説に共通して登場する防衛庁・自衛隊（防衛省・自衛隊）の架空の非公開諜報機関。本部は防衛庁（防衛省）庁舎・陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地・海上自衛隊市ヶ谷地区・航空自衛隊市ヶ谷基地の地下施設にあり、表向きは実在する機関である情報本部として運営されている。 英文略称はDAISだが、このような略称で呼ばれ始めたのは『川の深さは』の終盤からである。なお、2007年1月に防衛庁が防衛省となって以降、防衛省情報局と呼ばれる現在の英文略称が何なのかは不明である。作中では「市ヶ谷」という俗称で呼ばれることが多い。 2022年現在、『川の深さは』『Twelve Y. O.』『亡国のイージス』『6ステイン』『C-blossom case729』『Op.ローズダスト』『人類資金』に登場している。また、『戦国自衛隊1549』では明確ではないがそれらしき組織の存在が、『終戦のローレライ』ではその前身らしき組織の存在がそれぞれ示唆されており、『』では登場はしていないものの、『亡国のイージス』に登場した局員が2名再登場しており、DAISの存在も台詞の中で示唆されてはいる。
