長崎屋火災(ながさきやかさい)とは、1990年(平成2年)3月18日12時30分頃に兵庫県尼崎市神田中通4丁目のスーパーマーケット「長崎屋尼崎店(Big-Off尼崎店)」(鉄筋コンクリート造、地下1階、地上5階建、屋上塔屋2階建、延床面積5,151.245平方メートル)で発生した火災である。死者15人、負傷者6人に及ぶ被害を出した。警察の検証結果によれば、何者かが建物に放火したとされている。本件火災は、消防表示制度「適マーク」の交付対象建物からの出火ということで、スプリンクラー設置基準および適マーク交付基準を見直すきっかけとなった。