『配達されない三通の手紙』(はいたつされないさんつうのてがみ)は、1979年制作の日本映画。 エラリー・クイーンの推理小説『災厄の町』(Calamity Town)を野村芳太郎監督が映画化した作品で、新藤兼人が脚本を執筆している。 原作の舞台はアメリカだが、舞台を山口県萩市に移し替え、地方の上流家庭の美しい3人姉妹の葛藤から恐ろしい殺人事件が起こるという設定に変更した。映画業界では、昔から翻訳物は成功しないといわれていたため、新藤と野村は「そのジンクスを破ってみせる」と話した。