郭 虔瓘(かく けんかん、生没年不詳)は、斉州歴城の人で唐代の武将。智勇兼備の良将と称され重んじられた。戦術は巧みであったが、政略の才はなかったといわれる。玄宗の初期に西域、漠北の国境を守った。実封一百戸を玄宗より賜った。最終官職は右威衛大将軍。 正史における列伝は下記のとおり。 * 旧唐書「列傳卷一百三列傳第五十三」 * 新唐書「列傳第五十八」