通霄神社(つうしょうじんじゃ)は、台湾の苗栗県通霄鎮の虎頭山公園内にある神社である。社屋が現存する台湾の神社として稀少であり、拝殿は第二次大戦後に台湾や福建省に見られる閩南様式に改築され、世界で唯一、閩南式の尖った屋根、「燕尾脊」の屋根を持つ日本式の神社であるという。 通霄神社の創建当時の行政区分は新竹州苗栗郡通霄庄。当時の社格は無格社であり、主祭神は天照大神と北白川宮能久親王であった。第二次世界大戦後、拝殿部分が通霄鎮の忠烈祠(戦没者慰霊施設)に改築された。通霄神社は2002年11月26日に苗栗県の歴史建築として登録された 。