辛巳事件(しんしじけん)とは、神亀元年(724年)2月に聖武天皇が生母の藤原宮子に対して勅によって与えられた称号が詔によって撤回された事件。撤回の詔が出された神亀元年3月22日(724年4月19日)の干支が辛巳であったことに由来する。