『赤い鳩』(アピル)は、小池一夫原作、池上遼一作画による漫画である。幕末の京都、土佐を舞台に、主人公たちは日本人のルーツと古代ユダヤの関係の証拠を探す旅をする。架空の人物のほかに、新撰組の隊士を初めとした幕末の有名人が登場する。 ヨセフ・アイデルバーグ著「大和民族はユダヤ人だった」(たま出版)に基づいて、原作者小池一夫が自らの日ユ同祖論を論じた作品である。 小学館『ビッグコミックスピリッツ』に1988年5月30日号から1989年9月11日号まで連載された。