譜面台(ふめんだい、英: Music stand)は、楽譜を読みやすい位置に保持するための台のことである。 ほとんどの譜面台は、立った状態や座った状態などの演奏スタイルや、演奏者の身長に合わせて高さを調節できるようになっている。また、多くの鍵盤楽器には据付方式もしくは取り外し方式の譜面台が取り付けられている。譜面台を使うことで両手が自由になるので、楽器を演奏したり、指揮を振ったりしながら楽譜を読むことができる。楽器演奏者だけでなく、歌手が歌唱の際に譜面台を使用することもあるが、合唱では通常楽譜をまとめたファイルを手で持ちながら歌い、ソロの場合はメロディーと歌詞を暗記(暗譜)することが多いため、楽器の演奏者に比べると使用頻度は少ない。しかしながら、数百曲のレパートリーを持つラウンジ歌手や結婚式に出演する歌手などは、すべての楽曲を覚えることが困難であるため、譜面台を使用する場合が多い。