許 黄玉(きょ こうぎょく、허황옥、ホ・ファンオク、32年 - 189年)は、金官伽倻の始祖首露王の妃。金官伽倻の第2代の王居登王を生む。 許黄玉は阿踰陀(あゆだ)国の王女で、阿踰陀国から船に乗って48年に伽耶に渡来し、首露王と出会い、その時に阿踰陀国からもって来た石塔と鉄物を奉納した。阿踰陀国についてはインド、タイ、中国、日本などの説あるが、インドのアヨーディヤーが最有力である。その理由は、首露王陵の正門の大梁に刻まれた双魚文様は、インドのアヨーディヤーの建築の紋章の特徴だからである。